強い太陽のエネルギーを浴びて、生命力が高まる5月。 日に日に深まる新緑と成長の速度に背中を押されて、新しいことに挑戦したくなる時期でもあります。 エネルギーが動くときは、実質的に移動をしたり体を動かすことで上手に波に乗って行けるときです。 植物と同じように人間も日の出と共に目覚め、日中は太陽の力を受けてすくすくと体を伸ばして動き回り、日が落ちたらぐっすりと深い眠りにつく、という自然のリズムを少しでも意識して過ごしてみてください。 また、新しい出会いや大きく動く展開をしっかりと受け止めて立ち向かえるように、体を新鮮な栄養で満たしましょう。 5月は、あらゆる栄養価に優れた「緑黄色野菜の王様」と「果物の女王」が登場です。 5月の葉野菜:ケール ほぼすべての栄養を豊富に含んだケール。 ビタミンA(β-カロテン)、B群、C、E、Kのビタミンは群を抜いて豊富に含まれており、さらにカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルや食物繊維も多く含まれることから「緑黄色野菜の王様」と呼ばれています。 ケールの旬は本来11〜2月頃ですが、春蒔き、秋蒔き、夏蒔きなどがあり近年は通年出回るようになりました。 豊富な食物繊維は便秘の予防や改善に、また活性酸素の働きを抑える効果もあると言われているのでがん予防をはじめ、生活習慣病全般を予防する野菜としても注目されています。 ゴールデンウィーク明け、なんとなくやる気がでない、気分が優れない、環境の変化からストレスを感じて肌荒れをおこすという方も多いのではないでしょうか。そんな時は抗酸化ビタミンたっぷりのケールがおすすめです。 ケールはストレス時に起こりやすい肌アレをケアし、気持ちを落ち着かせるカルシウムも豊富です。ビタミンCは熱に弱いのでグリーンスムージーなど生のまま摂るのが◎ 食事、睡眠、規則正しい生活と適度な運動。カラダの内側と外側、両方からのアプローチですこやかな心と健康的なカラダづくりを心がけましょう。 5月の果物:タイマンゴー 今の時期(3月~6月)出回っているタイマンゴーで代表的なものがナンドクマイ種と呼ばれる品種でタイ語の「花の雫」を意味します。その名の通り先端のとがったしずく型のマンゴーです。 そしてもうひとつがマハチャノ種。こちらは「のこぎり」を意味し、ナンドクマイ種に比べると少し赤みを帯びた黄色いマンゴーです。 β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEと抗酸化ビタミンをたっぷり含んでいるのでアンチエイジングや美肌づくりにも最適です。 またβ-カロテンは体内でビタミンAに変わり皮膚や粘膜を強くするので、視力低下や疲れ目予防にも効果が期待できます。 味も栄養価も「果物の女王」の名にふさわしいマンゴー。 ただし、マンゴーはウルシ科の果物なのでアレルギーの方は注意が必要です。 監修:本間純子(グリーンスムージーオフィシャルインストラクター/野菜ソムリエプロ) ケールは、数年前から考えるとだいぶ市場に出回るようになりました。
マンゴーは様々な品種がありますが、中でもすっきりとした甘さと適度な酸味もあるバランスが取れた味のタイマンゴーは、この時期ならではのおすすめです。 日差しが強くなる時期なので、日焼けケアにも効果的な栄養をグリーンスムージーで補いましょう。 5月はGreen Smoothie 4 Weeksを開催中! 4週間毎日グリーンスムージーを飲んで、すっきりと夏本番を迎えましょう。 次回は、ケールとタイマンゴーでつくるグリーンスムージーのレシピをご紹介します。 コメントの受け付けは終了しました。
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