梅雨入りし、しとしとと雨が続くと室内にこもりがちになってしまいますが、 雨と晴れ間の太陽のエネルギーで植物はぐんぐん力をつけて日に日に成長していく時期です。 私たちも植物を見習って水と光を取り入れましょう。 朝一杯の水を飲む。 新鮮な生の野菜や果物に含まれる生きた水を取り入れて、体内に古い水を溜め込まず循環させる。 また、雨や曇りの日でも太陽が出ていないわけではありません。 小雨ぐらいなら濡れてもいい服で外に出てみて、雨を肌に感じながら太陽の方向を探して空を見上げてみましょう。 目から光を体内に取り入れることで脳が覚醒し、活動を始めるサインとして受け取るそうです。 6月は、体内の水の循環を助ける食材をご紹介します。 6月の葉野菜:おかひじき 味にクセがなくシャキシャキとした食感が特徴のおかひじき。 見た目が海藻のひじきにに似ていることから「おかに生えるひじき」として付けられた呼び名です。 β-カロテンや、ビタミンC、ビタミンEを持ち、強い抗酸化作用から活性酸素を除去しガン予防やアンチエイジングも期待できます。さらに骨や歯の形成に関わるカルシウム、マグネシウム、ビタミンKなどミネラルも豊富に含まれており栄養面でも優れた野菜です。 なかでもカリウムの含有量が多く、余分なナトリウムを排出しむくみを軽減してくれます。 むくみやすいこれからの梅雨時期、また外食などで味の濃い食事が続いた時などは意識して摂るように心がけましょう。 カリウムやビタミンCは水溶性の栄養素なので、流出を防ぐためにも生食が最適です。 6月の果物:すもも 初夏から夏にかけて旬を迎えるすもも。 近年スーパーでも様々な種類を見かけるようになりましたが、大きく分けると中国原産の「日本すもも(プラム)」と東ヨーロッパのコーカサス地方原産の「西洋すもも(プルーン)」に分類されます。 西洋すももは皮が薄く実が締まっていることから主に乾燥品や缶詰に加工されます。 すももの酸味にはクエン酸をはじめ、リンゴ酸、コハク酸など有機酸が多く含まれ疲労回復にぴったりの食材です。 また貧血予防に効果が期待できる葉酸や、高血圧予防やむくみ改善効果も得られるカリウムも含まれています。 カリウムはむくみ改善のほかにも長時間の運動による筋肉の痙攣を防ぐ働きや、足のこむらがえり解消にも効果があるとされています。 この時期ならではのフレッシュなすももをお楽しみください。 監修:本間純子(グリーンスムージーオフィシャルインストラクター/野菜ソムリエプロ) 真っ赤なすももが店頭に並び始めたら、夏が来た!と思うようになるほど楽しみな季節です。
柑橘が少なくなってくるこの時期、すももの酸味はさっぱり飲みやすい夏のスムージーに欠かせません。 甘い夏のフルーツ、大葉やバジルなど夏のハーブとの爽やかな組み合わせを楽しんでください。 Green Smoothie 4 Weeksにチャレンジした皆さん、おつかれさまでした! 前の季節の過ごし方が次の季節に現れると言います。 夏本番前にグリーンスムージーを強化したことで、少しずつ体がすっきりしてきたり例年に比べて疲れにくいと感じていませんか。 夏バテや熱中症対策にもつながるので、ぜひ夏の間も続けてみてください。 次回は、おかひじきとすももでつくるグリーンスムージーのレシピをご紹介します。 コメントの受け付けは終了しました。
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